
言葉では簡単に、「頭を空にする」と言えますが、
思考を停止することは訓練がないとなかなか出来ないものです。
まだまだ意識と脳はわからないことが大半ですが、脳科学的にも情報が増えすぎると鬱病になることがわかっています。
脳のキャパシティーがなくなり情動を起こします。
パソコンでフリーズした状態です。
そのために仏教では「空」に入ることで鬱病が軽減するのではないだろうか?と推奨しています。
釈尊は「無」とし、空海は「空」、ラマナ・マハルシは「真我」と呼び方は色々あります。
他にも、中村天風さんも成功の実現で、鬱病に対して寝るときに「空」に入ることにより改善すると書いてあります。
神棚の天井に「雲」「空」「天」は、「空」を意味しています。
老子も同じことを指摘していますが、全ては「空」から無限に生まれて「来る」のです。
人間の体に受肉するのも同じです。誰でもできる力です。
ここで「空」が「現実世界」に反映すると二つの忠告があります。
一つ目は、ただすがることで叶うと思うことです。
残念ながら、この世に「空」を反映するためには
行動が必要です。最大の努力をして、頭を「空」にすることで叶っていきます。

ダビデも巨人のゴリアテを倒す際に、石を投げ額にあて死んだのですが、石投げの鍛錬を積んでいた言葉もあります。
自分が小さいからダメなのではなく。相手を油断するところを長所にする。
経営者松下幸之助さんも三つのことが私を成功に導いたと言っています。
- 学歴がなかったこと
- 体が弱かったこと
- 貧乏だっだから
どれも自分の短所を長所と捉えて成功ができたのです。
要するにそのままの自分が最高の長所であり、その手で最大の努力をした際に現実に反映します。
そのままを知り努力をすることが大切です。

二つ目は、「空」の世界を善きことにも悪きことにも反映ができるところです。
無意識のうちに自分の「ネガティブなこと」・不安・恐怖・恐れ・妬みと言ったものから現実世界に反映します。
そうするとその変な想像までもが出来上がります。そうすると世間から悪名を残して消えていくだけならいいですが、浮遊までもし悪影響を及ぼしていく可能性もあります。それも大切なプロセスの一つですが、、
そして、意図的に支配をするために利用する人もいます。そこが一番「危険」になっていきます。
人間1人ずつ自由なのですが、首を絞めることになります。そうすると大きな歪みとなり文明自体が滅びて支配も何にもない「無」にこの地球上がなります。そこでまた選別が始まりますが、、、
自分を妨害して、不幸に誘導するのは、自分の自我(ワレヨシ)からの思考です。

それを踏まえ、悩みに悩みきったその先に、「頭を空にすることを心がける」ことを知っておいてください。
サラリーマンだろうが、主婦だろうが、どんな人でも
巨人で強く思える人でもチャンスはあります。「空」と「努力」と「苦労」は、思考停止してそこに各々に感謝する気持ちを持つことがその入り口になっていきます。
生かしていただいて有難う御座位ます